あなたの顔は左右対称に老いていますか?
私は残念ながら左右対称ではない…左半分の老化具合の進行が早いのです。
右から見た顔と左から見た顔の印象がかなり違います。
左側のほうがクマが濃いし、ほうれい線もくっきりだし、ほくろも多いし、少し垂れている気がするし、左側の顔を見るとため息がでてしまうくらい…。
他人からみたら対して気にならないんだろうけど、自分ではすごく気になるんですよね。
歳を重ねれば仕方がないことなのかもしれなくても、老化予防を目標として掲げている身としては、諦めたくないし、足掻きたい!!
がんばれ!私の左側!!
ということで、毎日家事に育児に終われていて、なかなか自分のための時間はとれない、そんな生活を送っていても手軽にできるケアはないか?探してみたら、気になる本を見つけました!
その本がこちら。
10秒で顔が引き上がる奇跡の頭ほぐし
著者 エイジングデザイナー 村木宏衣
「引き上がる」ですってよ。是非引き上げたいですよね!
このフレーズについつい飛びついてしまったこの本には、どんなことが書かれているかといいますと…
「頭のこり」「顔のこり」を効果的にとれるように、筋肉の仕組みを理解した上で導きだした顔の悩みごとの著者オリジナルの「頭ほぐし」「顔ほぐし」のマッサージテクニックが紹介されています。
頭のこりが解消されると、ほうれい線やたるみなどの顔のお悩み解消にも繋がるらしいですよ。
1つ1つのマッサージが数十秒程度で終わるし、準備するものもないからとっても手軽なのがポイントです。
まさに今私が求めているのはこれでは?とやってみたくなりましたので、今日はこちらの本を参考に、「半分老け顔対策」に取り組んだお話を書いていきます。
なぜ、同じ年数を生きてきた顔の老け具合に差が?
まず、この疑問について、私なりに考えて見ました。
私はやはり原因は「血流の悪さ」や「むくみ」だと思っています。
体の左側と考えると思い当たることがありまして…
- 左側を下にして寝るクセがある。
- 左のほうが肩こりがひどい。
- 子供を左側で抱っこする。
- 左手でスマホをいじる。
といったように、左側に付加が掛かる習慣、癖、があるのですよね。
「左側に負担が掛かる習慣で、左側の肩や首がより凝ってしまい、血流が悪くなった結 果、顔のむくみやたるみに繋がっている」
と言うことなのではないだろうか、と考えると府に落ちるのです。
この血流の悪さをどうにか改善するには、頭皮や顔のマッサージをしたほうがいいのかな…と思っていたところ、「頭ほぐし」という言葉に目が止まったのでした。
では、こちらの本では、ほうれい線やたるみの原因についてどのように書かれているでしょうか?
顔が老けて見える大きな原因となるのは、ほお、上まぶた、フェイスラインの「3大たるみ」です。(中略)実はこの「3大たるみ」の原因は、頭のこりにあることが多いのです。顔の筋肉は頭とつながっています。頭の筋肉や、頭頂部を覆う帽状腱膜という膜がこると、顔の筋肉を支えられなくなって、たるみが起きたり、顔の筋肉がかたまって、たるみやシワができたり、ということが連鎖的に起こります。
P.8
なるほど…、「頭のこり」。
肩こり首こりはマッサージやストレッチで解消しようと気を付けますよね。
でも、頭のこりはあまり気にしていないのではないでしょうか?
「肩凝ったな~」はよく感じるけど、「今日は頭凝っているなー」ってあまり思わないですよね。
著者があみだした筋肉に直接アプローチする「頭ほぐし」は、
筋肉を奥深くからほぐすことで、頭蓋骨のゆがみ、頭皮や顔のたるみ、血液やリンパの滞りを解消することができるということ。
ほうれい線をどうにかするために、頭皮からアプローチするとは、面白いですよね。この本に書かれている頭ほぐしを2週間ほど続けてみた感想を書いていきます。
2週間ほど頭ほぐしてみた感想
即効性はあったか?
こちらの本で紹介されている頭ほぐしは、筋肉に直接アプローチしてほぐし、骨格を整え、血液やリンパの流れをスムーズにするため、即効性があるということで紹介されています。
では、meiは即効性を感じたでしょうか?
答えは、「即効性を感じたこともあれば、感じなかったこともある」です。
即効性を感じたことは、頭皮の動きがかなりよくなったこと、マッサージ後の顔のスッキリ感や、疲労回復感、リラックス効果があったこと。
即効性を感じなかったことは、ほうれい線やたるみの改善です。
ほうれい線やたるみはやはり手強い。
少し薄くなった気はするんだけどね。
長年の蓄積で出来てしまったものが、少々マッサージを始めたところで、すぐいなくなるわけがないですよね。
だけど、マッサージ後に顔や頭がスッキリする、というのはなんだか良い兆候な気がするのです。
見た目からわからない変化だから、説得力ないけれど…。
疲労回復に役立っているなというのは確か。
ちゃんと続けていけば、顔のたるみやむくみにもだんだん効果がでてくるのではないかなと期待大です。
何より、心地が良いのですよね。
なので、「即効性」という点では、「感覚的には70点、見た目的には60点」と言ったところかな。
やはり、何事もしばらく根気よく続けてみないと、劇的な結果はでないものです。
とにかく続けるべし。
頭皮が動きがよくなった
これも感覚的なものなので、信憑性にかけますが、マッサージし始めてからだんだん頭皮が動きやすくなった気がします。
はじめの頃は頭の場所によって、よく動く場所と動きが悪い場所があったのですが、均等になってきたような…。
日に日に変わっていく気がするのですよね。
あとは、眉毛付近と後頭部のマッサージが激痛だったのですが、激痛ではなくなってきた。
痛いけど。
強い痛みを感じる箇所はかなり凝っているようなので、すこしづつほぐれてきているって思っていいのかな…。
肌への負担は少なめ
実はmeiはマッサージ系には少々抵抗があります。マッサージというと肌を擦ったり、撫でたりという、肌への刺激、摩擦があるので、美肌が第一で極力肌に刺激を与えたくない私にとっては、あまりやりたくない行為なのです。
ですが、こちらで紹介されているマッサージは、皮膚に指を滑らせる·強く筋肉や皮膚を引っ張る·爪を立てるということはNGとされていてるので、皮膚への刺激も最小限。
一部、リンパを流すマッサージのときに、指を滑らせますが、オイルの使用が推奨されています。(meiはオイルマッサージは、なぜか被れるので、オイルを使用したマッサージはやっていませんが、紹介されているマッサージのほとんどがオイル不使用で可能なので、オイルマッサージが苦手な方でも大丈夫。)
効果をあげたいからといって、強く力を入れすぎるのには注意したいです!
隙間時間にできる
育児していると、朝起きてから子供が寝るまで、自分のための時間というものが本当にありません。
いつまでも終わらない片付け、「おかあさーーん!」という何回ものお呼びだし、散らかるお菓子の食べかす掃除、毎日毎日ヘトヘトになるまで頑張っているのに、さらに何かするために時間を作り出すなんて現実的じゃないですよね。
でも、頭皮ほぐしならわざわざ時間を確保することないのがメリット。
なかなか進まない食事のお世話中でも、バスタイムに水遊びをしている怪獣たちを見張りながらでも、よくわからない謎の遊びの相手をしながらでも、いつまでも帰りたがらなくて子供を見張りながら公園で立っているときでも、両手さえ空いていればできるというのが、良いですよね。
疲れたな~ってときに、肩をゴリゴリする方は多いと思いますが、一緒に頭皮も揉めばスッキリ感UPです。
最近の私は、子供を寝かしつける布団の中で、頭皮をほぐします。
寝落ち予防にもなるから、おすすめ。
どこの筋肉をほぐしていて、どこに効くのかわかりやすい
この本、写真やイラストがたくさん使われているので、とてもわかりやすいです。
そして、どこの筋肉をほぐしていて、どのように効くのかもわかりやすくパッとみただけでもある程度わかるように見やすく書かれているので、気軽にトライできます。
体の仕組みを理解した上で行いたいけど、難しすぎるのは苦手!という私のような人間にはとてもおすすめ。読みやすい、理解しやすい。
まとめ
2週間試してみた結果、半分老け顔が改善されたかというと…、頭のマッサージだけでは劇的な効果があったとは言えませんでした。
やっぱりマッサージ以外にも、姿勢改善や体の癖を直すとか、運動もするとか、適切な睡眠とか、身体中が健康で元気に活動できる状態にもっていく必要があるのかな、と思います。
本の中でも、首や背中のストレッチや不調を招く習慣の改善方法が紹介されていますし、体のあらゆるところの緊張をほぐし、負担をかけない習慣が老け顔予防に繋がるのですよね。
だけど、もちろん頭ほぐしがまったく効果がないというわけではないと思うし、むしろ続ければなんだか良い影響が現れそうな気がするので続けていきたいなと思います。
劇的な効果を期待して…というより、頭も体も緊張をこまめにほぐす習慣がついた結果、効果がでることを期待…と思って日々こまめに続けていくことができるものこそが、老けない顔をgetできるのですよ。きっと。
何事も継続!努力です。
無意味にスマホでゴシップを見るくらいなら、スマホを置いて少し頭をほぐす、体をほぐす、そんな風にしていけたら顔も体も少しずつすっきりしていくのではないでしょうか。
そんなわけで、日々の習慣に頭ほぐしも仲間入りして、もうしばらく続けてみようと思います!
頭のマッサージが知りたいなという方は是非おすすめです。