見たくなる素顔の作り方   

鏡を見てガッカリする日々とはおさらばしよう~ママでも金欠でも忙しくても諦めたくないmeiが本から学ぶ、美容研究室~

毎日の生活に嫌気がさしてない?生活の質を良くする方法をフランスから学ぼう

 

私は「いつか病」だ。

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いつか、私も素敵な家に住んで素敵な生活をするんだ。
と思いながら、また新しく建った家を横目にみる
いつか、素敵な服を着るんだ。
と思いながら、手に届かない値段の服を着こなすマネキンをみる。
いつか、素敵な大人になるんだ。
と思いながら、綺麗な人を眺めて、あんな風になりたいと理想を高める。


でも、この「いつか病」が私の苦しみのもとなのです。
だって素敵だと思っているものをみたあとに、手に届かないのだという現実をみると、だいたい悲しくなったりがっかりしたりしませんか?

 

我が家は裕福なほうではありません。
だって、夫が高収入な訳ではないけど専業主婦を貫いてるから。
当たり前の結果です。

私はこの生活を選んでいるのは、ちゃんと自分の意志でして、
お金の余裕より、子供と一緒にいる時間の余裕と自分の心の余裕を選びました。

だけど、やっぱり素敵なものをみると心が揺らいで、「いつか」と思いながら、現状に不満を持つ日々を過ごしてしまっていたのです。
いいなー、素敵だなー、お金欲しいなーなんて思いながら。

でも、この考え方は日々を幸せに過ごせなくなるのです。
その「いつか」が、いつくるのかなんてわからないし、もしその「いつか」の日がやってきたとき、本当に私は幸せになるのでしょうか?

たぶん、一瞬幸せに感じたのちに、また新しい「いつか」を探すんだと思います。

だって、昔は
「いつか結婚して専業主婦になって2人の子供とたくさん楽しい時間を過ごすんだ」
って思ってたから。
叶ってるのに、なぜか私は現状に満足せず、今よりもっと幸せがあるはずだと、なにかに焦っているのです。
どういうことだ。

いつでも私は
「不確定な未来」とか「もっと裕福な生活」とか、自分が立っているところより、ずっと先を見つめているみたいです。

なぜ私は今をしっかりと見ていないのだろう。
こうなってしまうのは、私が「これが自分の生き方なんだ。」って自信をもてなかったのが原因だと考えてみました。
「このようなメリットがあるからこうしたい」という意思はあるのだけど、自信がなくなるとデメリットのほうばかりに目が行ってしまう。

例えば、
「子供が辛いことがあって、泣きながら帰ってきたときに家にいて受け止めてあげたいから、小さいときは専業主婦、ある程度になったらパート主婦がいい。収入が少ない分は色々工夫して乗り切る」
って考えて選んだ道でも、ネット上の誰かもわからないアンチ専業主婦のコメントをみたり、夢の素敵なマイホームをゲットしている共働き夫婦を見て、急に自信がなくなる。

「専業主婦は間違っているのか?」
「築古賃貸に住むより、綺麗な一戸建てに住ませてあげたほうが、子供は幸せだったのか」
「結局お金が足りないじゃないか。」
なんて。

他のことでもそんなかんじ。
最適な選択をしたつもりだったのに、思ったより幸せじゃない気がして、もっと幸せになれたような気がして、まわりとの違いを見て…。
そんなモヤモヤを抱えて今まで生きていたのです。
だから自分の選んだ道に自信がない、中途半端な価値観で、自信をもって「私はこれで幸せなのだ」って言えなかったのです。

 

今日のおすすめ本

だけど、今を素敵にする方法はあるんです。
とか書いちゃうと、なんか怪しい団体っぽい。笑
でも、本当に現状だって充分幸せになれるんです。
素敵な生活、幸せな生活は、家の新しさや服のバリエーションの多さや持ち物の多さではない、考え方を改めて、自分の気品やものの質を大切にするんだ、そんなことを一冊の本が教えてもらいました。

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フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ"暮らしの質"を高める秘訣

ジェニファー·L·スコット 神崎朗子=訳 

 

かなり前に話題になっていた本だから、今更感があるかな…読んだことのある方は読み飛ばしてくださいね。

私は当初この本は、「フランス人は10着で素敵にコーディネートができる」というコーディネート指南書だと思っていて、
割とおしゃれな方だと自信があったその頃は、(今は一切そんな自信はない)
自分には読む必要のない本だと思っていました。
だけど、外国の人のメイクの価値観を知りたくて手に取ってみたこの本は、ファッションコーディネートの本ではなかったのです。
目的だったメイクの価値観を知れただけではなく、ライフスタイルの価値観を改めるきっかけになるくらい魅力に溢れた本でした。

文章はとても読みやすく、著者のジェニファー·L·スコットさんがまるで目の前にいて、パリ滞在中に自分で感じとったフランス人の素晴らしいところを語ってくれているような錯覚に落ちます。

読んでいる最中は、自分もマダム・シック(著者のパリでのホームステイ先のマダム。貴族の家系)の暮らしを見ている気分になってとてもワクワク。
読み終わったときは手に届かない理想をポイできて、心がすっと軽くなって、身の回りからささいな幸せを見つけようと、すごくポジティブな気持ちで、なんだかすっきり。
なんだか自然とニコニコしながら読んでました。(怪しい…笑)

ファッションやメイクについて書きたい気持ちが溢れてしまいそうだけど、また今度にして、今日はこの一冊から学んだ生活とか日常のお話をしたいと思います。

 

フランス人の暮らしをのぞき見しよう

フランス人は日々の暮らしから喜びを見つけたり、日常を楽しむのが上手なようです。
例えば、毎日の食事、毎日の服、毎日使うもの、毎日の時間、毎日のありのままの自分が満足できるように、無理しないでできる最高レベルをチョイスして、ささいな毎日を特別にする。
たくさんのものを持たない代わりに、少ない量の質の良いものを長く使う。
質の良いものを普段から使って、毎日特別な気分で過ごす。

自分が素敵でいられるような質の高い生活をする達人らしい!!

たくさんの最新式のものを買って、大きくて綺麗な家に暮らすセレブの真似はできないけど、この暮らしは真似ができそうだと思いませんか?

実はこの本のメインにでてくる著者のホームステイ先は貴族の末裔で、フランスでも良い暮らしをしている人たち。
「なんだ、結局貴族の話なんか庶民には真似できないじゃないか」なんて思うことなかれ。
彼らは確かに優雅に暮らしているが、お金をかけまくって贅沢三昧の生活をしているわけではない。
たくさんのものに囲まれている訳でも、たくさんの服をもっているわけでもない。

時間の使い方や物事の考え方が優雅なのです。

この本を読んでいると、なんて自分は「品」がないのだろうと、改めて感じさせられます。
というか、自分自身の「品」とかあんまり気にしたことなかった…。
気が付いてよかった…。
今の私に必要なのは、自分自身の「品」を高めることと、質より量をとってしまったばかりに家中に溢れている「質」の悪いものとの決別なのだと感じました。
工夫次第、お金の上手な使い方次第でどうにかなりそうです。

今の自分でも、参考にして実践できそうだなと思うと、日常に希望の光がさしてきませんか?
「良い暮らしをするには、いっぱいお金を稼がなきゃ」
と焦り気味だった私には、
「無理をして稼がなくても、やり方次第で求めているものは手に入るよ」
という言葉が聞こえてくる気がしました。

 

幸せになれなかったのは、新築一戸建てに住んでいないからではなかったのです。
服がたくさん買えないからではなかったのです。
お金がたくさんないからではなかったのです。

まわりのものがだめなのではなくて、私が違うところばかり見て、現実をしっかり見ていなかったのがだめなだけでした。

違うところを見るのをやめて、もっているものを見よう、もっているものを素敵に使う方法を考えよう、と決めました。

新しいものが好き?それが自分を苦しめるかも。

あなたは新しいもの好きですか?私は大好き、だった!!
あなたも現代の日本生まれ、日本育ちなら新しいもの好きな可能性が高いのではないかな?
日本って結構気軽に新しいものが手に入れることができますよね。
100均とかファストファッションとか…
だから結構コロコロ買い換えがしやすい。
SNSで流行りのおしゃれ収納を見て100均に走ったり、流行りのファッションを自分もやってみようとGUやH&Mに行ったりすれば、それなりに今っぽいけど安くGETできるものが売っている。
だから、良いものを大切に長く使おう、というより安くてそれなりものをちょこちょこ買い換えしたほうが良いと考えがちだと思うのです。

でも、その結果、質より安くて新品が良い、という価値観が生まれてしまうんじゃないかな?

 

確かに新品は気分が良い。
でも、新品は最初だけですよね。
一回使えばそれは中古になる。
そうすると、キラキラして見えていたはずのそのものが、とたんにきらめきが薄れて見える。
家の中にそれほど質が良いわけではない中古で溢れる。
使っているうちにだんだん不満が出てきて(新しい流行りを見つけたとか)、どうせ100均だしとか、どうせファストファッションだし、とまた新しい代わりのものを探していつまでも満足しない日々になっていないかな?
誰しも経験あるのでは。
結果、家の中に引退した100均で買ったものや、今年はときめかないファストファッションが溢れていないかな?

フランス人は違うのです。質を重視。
だから、食器や家具を代々受け継いだり、流行りじゃなくて本当に自分を美しく見せるファッションにお金を出して愛用したり、ものを大切に使うようです。

どっちが素敵だとおもいますか?
新しいものに囲まれている生活??
お気に入りを大切に長く使う生活??
私は後者の方が素敵だと思いました。

 

とは言っても、そんなお金がないから安いものを買うんだよ!質の良いものは高いじゃないか、という人もいるかも知れない。
でも、新品にこだわらなければ、安価な新品と同じくらいの値段で質の良いものを手に入れることだってできるのです。

私は最近メルカリで大好きなブランドの服を購入します。
定価で買えば2~3万する服でも、中古なら2000~3000円でGETできてしまうことがあるのです。
しかも、定価2~3万する服となると、出品者も丁寧に着ている可能性が高く、状態が良い場合が多い。
中古だとなんだか気持ち悪いですか?私は1回洗えば案外平気でしたよ!
あなたはユニクロで買う3000円の服と、中古で買った3000円の大好きなブランドの服、どっちが幸せな気分で着られますか?
どっちが大事に着られますか?

ぜひ、選択肢を増やして、自分にベストな選択をしてみてください。

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新品というこだわりを消すだけで、今のままでも素敵に暮らせるのです。

大金をかけなくても、質の良いものは手に入れられますよ。

 

新築物件じゃないと素敵な生活はおくれないのか

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私は最近築古物件に引っ越してきたのだけど、引っ越すまではまるでこれから地獄に行くような気分でした。
だって私は新築しか住んだことがなかったから。
生まれたてのときはアパートに住んでいたようだけれど(もちろん記憶にない)、
記憶に残る頃は、新築の借家→新築の建て売り→新築の注文住宅に住んでいて、結婚してからは新築の割と良いアパートに住んでいたから、築古なんて自分には住めないと思っていた贅沢人間でした。(お恥ずかしい)

だけど住んでみたら、住めた。
初期トラブルは多かったし、遮音性悪すぎだけど、でも住めた。
新しくなくても自分は住めるんだ、これはおどろきの発見でした。(姫か!)

だって新築一戸建てを買うしかないと思い込んでいたのです。
新築じゃないと住むとこじゃないくらいの勢いだったからね。笑

でも、考えは変わりました。
確かに新築物件は素敵です。
どんどん新しいのが建って、ついつい住みたくなる。
だけど、最近は新築物件じゃなくて、築5年、10年、15年、20年…と年を重ねた家を観察するようにしています。

いつぞやの新築物件を買った人たちは、今でも素敵な暮らしをしているのだろうかと。

 

もちろん、素敵を維持し続けている家もある。
だけどそれ以上に、素敵を維持する力がなくなったのか、外が物置状態になっていたり、草がボーボーになっていたり、素敵とは程遠い家がたくさんあります。
費用面なのか、やる気なのか、体力的な問題なのか、事情はわからないけれど、新築で買った夢のマイホームを維持し続けるというのは、かなりのお金と時間の余裕が要りそうだなと思いました。

もし、新築モンスターになっていた私が、余裕もないのに無理して新築を購入していたら、何年も経ったころに、きっと心のなかで
「あそこに建った新築おしゃれでいいな」
「なんとかさんち、建て替えて今どきの家になっていいな」
と結局新しいものを羨ましがって、私はこんなボロボロに住んでて素敵じゃないって、思っているのではないかな、と思いました。

ゾッとする。

だから、私は新築モンスターになるのは辞めました。
新しい=素敵は辞めました。
もちろん、身の丈にあっていれば良いのだけど、我が家には無理な買い物だとわかっています。
私の住んでいるまわりでは、やっぱり子供が出来たら新築一戸建てを買っている人が多い気がします。
そして、素敵な新品に囲まれた生活をしている気がします。
だから、私から見える「素敵」の形はどうしても新築になりがちだったけど、
私は古いものでも大事に使い続けて、身の丈にあった暮らしを維持するフランス人を知ったら、それはそれで素敵な気がしました。
私も無理せず借りれた今のこの部屋を素敵に維持する努力をしようと決意。
この部屋でも私は幸せになれる!!

だから私は今日もこの部屋や自分の部屋の前の共有部分を綺麗に保つ。
どこからか飛んできたごみたちを捨てて、自分が気分良く過ごせる空間を保つ、今できる努力をして、暮らしの質を高める。

そして部屋の中の不要なものを減らすこと、増やさないこと、今あるものを大事に使うこと、何か新しく買うときは本当に気に入ったものだけ。

とりあえず、これを実践してみることにしました。

 

 

もちろん、私はフランスに行ったことがない。
だから、フランス人がみんなこうだかはわからない。
だけど、この本に書かれていたマダムシックの生活や著者の気がついたことは、私にはすごく勉強になったし、私の見えっ張りを認めて直すきっかけにもなれました。
私がしっかり現状をみて、今できる最高の質をチョイスして毎日に幸せを感じながら暮らしていけば、もっと自分のすることにも自信をもっていられるのかもしれないですね。

もし、わたしと同じような「いつか病」にかかっている見えっ張り人間がいたら、ぜひこの本を読んでみて欲しいなと思います。

 

これを読んでくれた方の暮らしの質が少しでも高まりますように!!

 

いつかじゃなくて、今から人生楽しもう。