今朝は何を飲みましたか?
水·コーヒー·緑茶·紅茶…色々あるけれど、meiは寝起きに水を一杯飲んだあとに、朝食と一緒に温かいココアを飲む派です。
なぜって、ココアは神様の一杯だからです。(注意:怪しくないよ)
今日はそんなココアの魅力をお勉強していきましょう。
神様の食べ物 テオブロマ·カカオ
ココアの原料は「カカオ」ですよね。そんなカカオの樹の学名は
テオブロマ·カカオ(Theobroma cacao)というのをご存じですか?
テオブロマはギリシャ語で「神様の食べ物」という意味を持ちます。
なんと偉大なネーミング。
そんなスペシャルな学名をもつカカオは、健康にも美容にも嬉しい成分がたくさん、手軽にとれるアンチエイジング食品なのです。
まさに、忙しい日々の栄養チャージに持って来いの神食品。
これは取り入れなければ損だと思いませんか?
忙しい1日のスタートは、神様の一杯でほっとひと息ついてから始めましょう!
まずはココアの原料カカオのパワーを知ろう
若さを保つために必要な成分がたくさんなんですよー!!
先にもお話した通り、ココアの原料カカオには、栄養満点。
食物繊維、ビタミンE、鉄、ポリフェノール、マグネシウム、カリウム、銅、亜鉛、カルシウムなどが非常に豊富なのです。
…と言われてもmeiのように、今まであまり勉強してこなかったよーという人には、栄養素を言われただけでは頭にはてなマークが浮かんでいると思いますので、それぞれの栄養のメリットを簡単にご説明します。
食物繊維
→腸内環境を整える。便通改善。腸内環境が崩れると肌への影響大。腸の健康と肌の健康は密接な関係だと覚えておこう。
ビタミンE
→別名「若返りのビタミン」酸化から細胞を守る働きをする。女性ホルモンの働きを調整。血行を促進させる。ほかの抗酸化ビタミンとも力をあわせて働く。
鉄
→全身に酸素を運び、二酸化炭素を回収する。足りないと酸素が全身に行き渡らなくなり、疲労、思考力低下の原因に。女性は不足しやすい。
ポリフェノール
→活性酸素を捕まえて無害化するという、強力な抗酸化作用をもつ。悪玉コレステロールの吸収や生合成を阻害する効果がある。血管を細くしてしまう物質を抑制し、血管を広げる助けをする。
マグネシウム
→カルシウムやリンと一緒に歯や骨をつくる。幸せ物質「セロトニン」の合成を助ける。
カリウム
→余分なナトリウムを外に出し、血圧を低下させる。不足するとむくみにつながる。
銅
→鉄を助ける。活性酸素を分解する酵素にもなる。
亜鉛
→新しい細胞をつくるとき活躍する。さまざまな酵素のお助け役。不足すると免疫力が下がり、病気にかかり0やすくなったり、味を感じにくくなる。
カルシウム
→骨や歯をつくる。ホルモンや酵素を活性化させる。
他にも色々あるみたいですが(適当ですみません)、ざっと目立つものを挙げました。
体をつくる材料だったり、体に害がある物質を分解したり、体に良さそうな働きをする魅力的な栄養がたくさんなんだということは、なんとなーーーーくご理解頂けましたね。老化予防にぴったりの食品なのです。
栄養素って深堀すると難しいのでとりあえずさらっと理解で良し。(理系科目が苦手。)
まとめると、カカオにはいろんな栄養がギュッと詰まっているということですね。
では、そんな魅力的なカカオをなぜ朝にココアという状態で取り入れるのを私がおすすめしているのかと言うと…
朝ココアを飲むと良い理由
飲み物という形なら食欲のない朝でも取り入れやすい
朝はあまり食べられない…重たいものは無理ーっていう人でも温かい飲み物ならどうでしょう?温かい飲み物は、内蔵から体を温めて血行が良くなるのでおすすめ。ゆっくりと温かいものを飲んでいるうちに胃腸が働きだして食欲のスイッチもONになるかもしれませんよ。
朝はルーティン化しやすい
忙しいし頭も働かない朝。朝ごはんは、大体毎日似たようなメニューいう方が多いのでは?
家族の分の朝食まで用意する主婦なら尚更、毎朝いちいち考えるのも面倒。
ということは、ポジティブに考えれば、一度これを食べるぞと決めてしまえば毎日の習慣にしやすいということなのです。
どうせなら、ボーッとしながらでも体に良いものを取り入れましょう!
ココアを飲もうと決めることで、ゆったりと朝食をとることができる
朝は忙しい。
やることたくさんでバタバタしてしまうけど、それで朝から疲れてしまいますよね。
でも1日のスタートを焦った気持ちで過ごしてしまうと、自律神経のバランスが悪くなり、イライラな1日になるもとなのです。
良い1日を過ごすためにも、ゆったりとココアを飲みながら朝食をとるくらいの時間を確保したほうが良いのです。
少し早く起きて、ホッとした気持ちで朝食をとれるようにするのが、吉。
セロトニンで朝からポジティブパワー全開
セロトニンは人の幸福感を左右する物質。
約95%は腸壁で、数%は脳内でつくられてるので、腸内環境が悪いと腸でセロトニンがつくられなくなり、脳からのセロトニンも分泌も止まり、やる気がなくなったり、鬱っぽくなったりします。
カカオにはそんなセロトニンの合成を助けるマグネシウムが豊富だし、腸内環境を良くするための食物繊維も含まれています。
やる気のでない朝や気分が沈みがちな日は、カカオのパワーを借りて幸せ気分になりましょう。
どんなココアを飲めば良い?
じゃあココア飲んでみようかな!と思ってくださったあなた。
カカオのパワーを取り入れたいと思うのなら、
飲みやすいように加工してある「ミルクココア」ではなく、カカオだけで出来ている「ピュアココア」を飲んでほしいのです。
甘味がついているミルクココアはとても美味しいですが、砂糖や余計なものが入りすぎ。
甘味は自分で調節しましょう。
もちろんピュアココアだけだと甘味がないので少し飲みにくい。
苦いのがお好きな方は飲めるのかも知れませんが、私はやはりもう少しまろやかになって欲しい派ですので、はちみつやココナッツシュガーで甘味をプラスしています。
お気に入りココアを紹介
購入時には、ココアパウダーが1380円
ココナッツシュガーが1000円
私の場合は、一杯でココア大さじ1とココナッツシュガー大さじ2分の1を使っているので、ココアパウダーは約60杯分、ココナッツシュガーは約70杯分飲めます。
ココアパウダー1380円+ココナッツシュガー1000円=2380円
これを60杯分で割ると、一杯分は約40円!!
これを高いか安いか感じるのは人それぞれだと思いますが、コスメに頼らず体内から綺麗になりたい派なmeiは、化粧品にお金をかけていない分このくらいの投資はありかなーというところです。
もちろんもう少し低価格のココアパウダーも売られていますので、お財布と相談でお好みのココアパウダーで良いと思うのですが、参考までに、なぜ私がこちらをチョイスしているのかというと…
通常のココアより成分が残りやすいように加工されているので、せっかく飲むならより体にいいものを選びたいからです。
通常のココアパウダーは、カカオ豆は発酵したあとに酸性が強くなり、味に刺激がでることがあるため、味をまろやかにしたり水に溶けやすくする目的でアルカリ処理をします。
ですが、アルカリ処理をするとカカオ豆本来の風味やカカオの成分が失われてしまうので、ココナッツオイル屋さんのココアパウダーはアルカリ処理をせずカカオ本来の魅力を楽しめるように選別から加工工程において、こだわりをもってつくられているのです。
ココアパウダーだけだと、苦みを強く感じたあとに、鼻からカカオの香りが抜けていくかんじ。(苦いけどカカオの香りは最高)
そのままだと苦くて単体だとつらいですが(高カカオチョコレートをイメージしていただけたらよいかと思います。)、
ココナッツシュガーを加えると、ほんのりとした苦みでかなり飲みやすくなります。
私が飲んでいる分量だと、ココナッツシュガーを入れて苦みがまろやかになる程度(無糖の紅茶って感じ)なので、
甘いココアが飲みたい方は、もうちょっとはちみつとかココナッツシュガーを増やしたほうが良いかな!
私はこれで慣れてしまったので、ミルクココアを飲むと甘ーーーーーって思うくらいになりましたし、朝から甘すぎるものは気分が悪くなるのでこれくらいがベスト。
私はコーヒーが苦手なのでこんな感じでしたが、コーヒー大好きっていう方ならもしかして何も入れなくてもまったく問題ないかも。
ココナッツシュガーって何だ?
ココナッツオイル屋さんで一緒におすすめされていて、ココナッツシュガーというものの存在を知ったのですが、商品紹介文によると、ココナッツシュガーはGI値が白砂糖の3分の1の低糖質食品だということ。
そしてさらに、ビタミンB群やミネラル、アミノ酸などの栄養が豊富。
せっかく甘味をつけるなら、体に良さそうなほうが良いな、ということで使ってみています。
最初は少し甘味がつきにくいような気がしましたが、今は主張しすぎない甘味で十分だなと思います。
微々たる差だけど、我が家で使ってる砂糖で甘さ比べしてみると、
グラニュー糖→てんさい糖→ココナッツシュガーっていう順です。
(注:meiの感覚なので信用はできません。)
気になったら是非お試しあれ。
朝ココア飲んでみたくなったでしょうか?
あなたの体をつくるのは、あなたが口から取り入れたものです。
ココアに限らず、もっと自分の食べているもの、飲んでいるものに目をむけてみる習慣をつけましょう。
今回はこちらの本を参考にしました。
カカオでからだの劣化はとまる 著者 井上浩義
あたらしい栄養学 監修者 吉田企世子 松田早苗
図解眠れなくなるほど面白い自律神経の話 著者 小林弘幸
世界一さらーっとわかる栄養学 監修者 松田早苗
血管の専門医が教える「血流」をよくする最高の習慣 著者 梅津拓史