31歳が5歳のおかげでみかんが食べられるようになったっていうお話
スーパーで買い物をしていたら、息子が急にみかんが食べたいと言い出した。
2歳くらいのときに食べさせたら吐き出したから、すっかり嫌いだと思っていたんだけど、幼稚園の給食で好きになったらしい。
ありがとうございます。幼稚園。
嬉しくなって買ってあげようと思ったら、5個入り598円。高っ。
栄養になることと、勉強になることにお金を使いたいと思っているから、意を決してレジへGO。
実は私、みかんが嫌いでして(缶詰のみかんは食べられる)、小学校の給食以来食べていなかったのですが、子供に一緒に食べようと言われたら、食べるしかない。
母、がんばる。
皮が口に残って飲み込めない、甘すぎだったり酸味が強かったり味にムラがあって気持ち悪い、牛乳との相性が悪い、という給食で食べたときの嫌な思い出があったみかん。
食べてみたら、印象がガラッと変わりました。
ジューシーな濃い甘味なのに後味さっぱり、そして口に残らず、スッと飲み込める薄皮、
すごく食べやすい。なんだこれ。
ありがとう。息子よ。おかあさんの嫌いな食べ物がまたひとつ減ったよ。
ということで、
今までまったく興味がなくて知らなかったみかんともっと仲良く付き合うために、
今日はみかんのお勉強というゆるめなブログです。
夏にみかん??みかんは冬だけの食べ物じゃない
まず、みかん初心者のmeiさん。
夏にみかんが売っていることに驚きました。(世間知らず)
時季外れのものは外国産だろって思ったら、ちゃんと国産なのですね。
この時期に売っているみかんは、
加温されたハウスの中で育てられたもの。
冬に見かけるみかんは露地栽培といって、屋外の畑で育てられたもの。
同じ温州みかんだけど、育て方が違えば、甘みも食味もまったく違ってくるようです。
ハウスみかんは、果肉がとろりと柔らかく、甘みが濃く、外の皮が薄いので剥きやすい、というのが特徴。
子供のころに食べたみかんとすっかり印象が違ったのは、この栽培方法にあったようですね。
みかんが嫌いな方、一度ハウスみかん食べてみたら、私のように食べられるかもしれませんよ。
さて、このブログは一応美容ブログですので、みかんの美容効果を調べてみました。
みかんといえば誰しもが思いつくビタミンCには、
- 強い抗酸化作用があるので、老化や動脈硬化を予防する。
- コラーゲンの生成に関わるので、新しい細胞を作るために必須。
- メラニン色素をつくる酵素の働きをブロックすることで、肌のシミを防ぐ。
- 鉄の吸収を助ける。
という働きがあります。
そして、みかんのオレンジ色の色素の成分は、β‐クリプトキサンチンというとても舌がもつれそうなお名前なのですが、
- 強い抗酸化作用があるので、発がん抑制効果もある。
- ビタミンAとしても働く。(ビタミンAは、皮膚のうるおいを保つ)
という働きがあります。連続して強い抗酸化作用がでてきたね。
取り除きがちな筋や薄皮に含まれる、ヘスペリジン(ビタミンPの一種)は、
- 高血圧を予防する。
- ビタミンCの吸収を高める。
- 毛細血管を強化する。
- 中性脂肪を分解する。
という効果があり、
さらに筋には食物繊維が豊富なので、腸内環境をよくする手助けをします。
取り除いちゃうなんて、もったいないですね。
ハウスみかんなら冬みかんより薄いですし、絶対に捨てないで食べましょう。
みかんの酸味、クエン酸には血液サラサラ効果、疲労回復効果があり。
かんきつ系の香りは、アロマオイルではリラックス効果や自律神経を整える効果があると言いますし、お疲れ時には、くんくん嗅ぎながらみかんを食べる。
最高のリラックスタイムですね。
ちょっとだらだらと書いてしまったので、読んでいるかたは飽きてしまわないか心配なところですが、
簡単にまとめると、
老化予防にも、紫外線対策にも、血管を強くするためにも、美肌にも、リフレッシュにも、おすすめということです。(雑)
美容のためのおやつリスト仲間入り決定。
問題は価格…。今回は5個入りだったから、一個当たり約119円。
美味しいものは高いなー。
体のためにはならないものに手を出すよりも、体のためになるものを取り入れたいので、うまくやりくりして、たまのご褒美で買いたいですね。
今年は冬のみかんも食べてみようと思った31歳の夏でした。