あなたは感じの良い人?感じの悪い人?
まわりの人からどう思われているでしょうか?
私は確実に「感じの悪い人」だと思われているだろうという自信があります。
でも、人に嫌われたいわけでも、感じが悪い人と思われたいわけではないのですよ。
そのように思われていると知ってしまったときは、かなり凹みます。
似たような方いらっしゃいませんか?
そんな方におすすめなのがこちらの本。
口元を鍛えたら話していて"感じのいい人"なれました。
漫画 春原弥生 監修 新田祥子
漫画になっているので、とても読みやすくて1時間もあれば読めてしまいます。
読書が苦手な人にも、難しいのは嫌いな人にもオススメ。
どんなストーリー?簡単にご紹介
登場するのは、転職したばかりの会社で「感じが悪い」と思われていたことを知ってしまい、自分のコミニュケーションの仕方を悩むさつきさんです。
この漫画に登場するさつきさん。
コミュニケーションに自信がない、どう話したらよいのかわからない、相手を楽しませる話術もない、緊張してしまってうまく話せない。
32才…もう若いですまされる年齢じゃない。
立派な大人なのに、なんでコミュニケーションくらいうまくできないんだろう。
というお悩みをお持ちです。
まさに31才のmeiさんもまったく同じお悩みを持っています。
本当に、良い大人な年齢なのにね。
自分のことが、漫画化されてしまったのかと驚くほど、共感できることばかり描かれていました。
このストーリーでは、そんなさつきさんがふらりと立ちよったバーで出会ったショーコママに導かれ、自分の立ち振舞いを振り返り、改善したりコミュニケーション力を鍛えたりしていきます。
コミュニケーション力は鍛えられるし、印象はトレーニングで変えることができる、そんな風に言われたら希望が湧いてきませんか?
さつきさんと一緒に「生まれつきだから仕方ない」と思うのは封印して、なりたい自分になるトレーニング開始です!
自分に当てはめて考えてみよう! meiはなぜ「感じが悪い人」なのか?
さて、感じが悪い人に見えるmeiは性格が悪いのでしょうか?意地悪な人間なのでしょうか?
答えは、Noです。(と思います。)
仲の良い人からは、優しいと言われますし、
家族からは人に気を遣いすぎていると怒られることもあるので、
たぶん性格が悪いとか意地悪だというのは当てはまらないでしょう。
では、なぜ感じが悪い人になってしまうのか。
これは私のコミュニケーションの自信のなさが、
無意識のうちに表情や姿勢、声の出し方のような見た目に現れてしまっていて、その姿の印象がよろしくないのです。
慣れていない状況下で私の心の中では、
「どう振る舞えばいいかな?どうやってこの場を上手にこなせばよいのかな?」
と、たくさんのことを考えて、てんやわんやしているのですが、
他人に心の中など見えるばずありませんよね。
そうなると、周囲の人に見えている私の姿は、
目線の合わない·表情が固い·話しかけないでオーラがでている人なのです。
この話しかけないでオーラ。
何度か友達に言われたことがあるのですが、そんなオーラを放った記憶はまったくないんだよね。
知らないうちに覚醒したのかな。
無意識に覇気まとっちゃってたかな。
私のどこからそのオーラがでているのだと、ずっと疑問だったのですが、
私の全身を使って放ってしまっていたようですね。
とにかく「話しかけないでオーラがでている」
このように言われてしまうということは、私が感じの悪い人だと周囲の人に思わせているだろうという証拠。
大変、大変。すぐトレーニングしなくちゃ。
感じがいい人になるためのファーストステップ 見た目から鍛えよう!!
では、感じがいいと思われる人はどんな見た目なのか。
それは普段から姿勢がよくて、優しい柔らかい表情をしている人であることが多いようです。
この「普段から」というのが大切。
ショーコママ
「見た目…つまり表情 姿勢 服装などすべてを含めて"人はなにもしていなくてもただ立っているだけで自分の情報を発信している"といえるのよ」さつき
「なるほど…。それって見た目でマイナスの情報を発信してしまうと、その後のコミュニケーションに支障がでるってことですね」
P.22より
ということは、誰かとコミュニケーションをとる直前だけ、ピッと自分にスイッチをいれたとしても、時すでに遅しということ。
確かにそうですよね。
考えてみてください。あなたが人の印象を決めるときはどんなときでしょうか。
不意に目があったとき、なんとなく目にとまったとき、ちょっとした一言の会話を交わしたとき、そのほんのした時間で、なんかこの人いい人そうだな、この人は取っ付きづらそうだな、なんて思いませんか?
話し始める前にある程度、どんな感じの人か無意識に予測していますよね。
だから、「普段から」自分の表情や姿勢を意識してクセ付けしてしまうのが「感じのいい人」になるための第一歩。
「普段から」クセ付けすることの利点がもう1つ。
人前にでるときや大事なときにちゃんと意識していれば良いのでは?と思ってしまいがちですが…
たぶん、上手く行きません。
急には上手くできないことなのです。普段やっていないことを突然やってもぎこちないのです。
就活やバイトの面接や、人前でスピーチするときに、自分を正して話そうとしても、結果なんだか不自然になってしまった、なんだか失敗してしまった、そんな苦い記憶ありませんか?
この記憶こそ、慣れないことを急にやっても上手くはいかないよの典型例です。
だから、いつでも自然にでてくるように、どんなときでも、不意にでも、感じのいい表情と姿勢、話し方をスマートにできるよように、トレーニングしてクセ付けしてしまえばいいのです。
さつきさんもそんなことに気がつき、表情·姿勢·声·リアクション·意識、様々な観点からトレーニングを始めます。
筋肉もマインドも鍛えて、いざというときに備えるのです!!
ちなみに、私もこちらの本で紹介されている顔のトレーニング、やってみましたが顔がピクピク、プルプルしてしまったし、すぐに顔が疲れてしまいました。
どれだけサボっていたんだ!私の顔!!
普段使っていない顔の筋肉を急に動かそうとしても、思ったようには動いてくれなないのです。
これじゃ、とっさのコミュニケーションにも対応できるわけありません。
笑顔を作るポイントの頬横の一番高いところも、きっと今まで動いてないだろうな。
衰えてますね。これは鍛え応えがありますね。
他のトレーニングもすべて難しいことではなく、ちょっとしたことです。
でも、ハッとさせられます。自分で気がついていなかった問題点も発見できました。
是非とも継続したいし、意識していきたいです。
そのちょっとしたことを継続するのが難しいのですけどね。
簡単に継続できれば、まわりを見渡せば感じのいい人だらけの世界ですから。
でも、あなたが私と同じ世界に住んでいるのなら、
感じのいい人ってなんだか素敵な魅力を放つ目立つ存在になっていませんか?
これは私のなんとなくの主観ですが、
まわりの世界は
「感じのいい人2割·感じのいい人と見せかけて少しめんどくさい人2割·感じが良いわけでも悪いわけでもない人4割·感じの悪く見える人3割」
くらいな気がします。
できている人が少ないから、できている人は何か自己主張をしているわけではないのに、目立ちますし、良い印象を持たれやすいのではないかな。
ということは、クセ付けして出来るようになれば、あなたもなんだか素敵なあの人の仲間入りできてしまうかもしれませんね。
ちょっと努力してみる価値あると思いませんか?
そもそも、努力して感じの良い人になる必要はあるのか?
あなたが孤独を愛するタイプの人間ではないのなら、必要だと私は思います。
私は内向的な人間なので、1人の時間が好きです。
でも、1人の時間が好きなだけで、孤独が好きなわけではありません。
1人の時間はとても大切だけど、さみしがりやなので、心が許せる人と共に過ごす少しの時間もほしいのですよ。
共通の話題があったり、距離感を心地よく保ってくれるような人、私の好奇心を刺激してくるような人と出会ったら、ぜひお友達になりたいと思っています。
でも、私が感じの悪い人だったら、そんな人に出会うチャンスがあったとしても、逃してしまうと思うのです。
もったいないですよね。
だから、感じのいい人だと思われる自分になっておくことは、誰でもメリットがあるのではないかな。
さて、私が感じの悪い人見える行動をとってしまっていた理由の1つなのですが、
私は断るのがとても苦手なのです。
だから、人とコミュニケーションをとるのを避けたいと思う傾向にあります。
めんどくさい人、付き合いたいと思えない人までよってきてしまうのなら、感じが悪いと思われて、誰も依ってこないほうが楽だと。
でも、それは間違っているのですよね。
コミュニケーションでぶつかりそうな壁があるなら、言葉のストックをためておいて、いざとなったら使えるようにストックをしておけばいいだけなのですね。
上手な断り文句や話の切り上げ方など、私を助けてくれる本が見つかりますように。
今度、探してみます。
話してみたら、案外いい人だった!と思った経験はないでしょうか。
この「案外」と思っているということは、見た目の印象はあまりよくなかった、ということですよね。
たぶん私もそのジャンルの人です。
でも、「見た目の通りの感じのいい人」になれたら、もっと素敵なんじゃないかなな。
そんな風になれるように、普段から心がけていきたいものです。
Special Thanks!
ここまで読んでくれたあなた。
このブログを読んでくれたあなたが明日誰かに感じのいい人って思われますように!!