「眉毛メイクはしない」という選択肢もなかなか快適で良いですよ、というお話です。
3つに分けてお話しようと思います。
私が眉メイクをしなくなった理由
眉メイクしてたころの眉、こんなかんじ。
河北メイクにハマっていた時期で、眉メイクに特に力をいれてました。
眉毛にかける時間が一番長かったな。
あんまり上手ではないのですが…
眉毛を頑張るとなんだかあか抜けたかんじになるのがすごく好きで、上手にできると1日良い気分で過ごせていました。
だけど、メイクを落としたあとのギャップがつらくて…。
お風呂上がりと朝起きてからの自分の顔は、おばさんだなと思ってしまってみるのが嫌でした。
眉毛薄毛化
写真でわかるかな?
メイクを落とすと全体的に薄いなー、特に眉尻ないなーって。
私、もともとは眉毛がすごい濃い人だったはずなんですよ。
だけど、いつの間にかメイクに頼らないとつらいくらい薄眉さんになっていたのです。
この薄眉が私のすっぴんをみたくないものにしていた原因の1つでしょう。
眉毛がしっかり生えていないと老けて見えてしまうんだなー。
眉毛がしっかり生えているというのは、若さの証なのだなと実感した出来事でした。
さて、なぜ眉毛が薄くなってしまったのか。
予想ですが、眉毛メイクに力を入れることで、眉毛に負担をかけていたのではないかな。
よく年配の方がおっしゃっている
「眉毛はいじっちゃダメ。はえてこなくなるわよ。」
というお言葉は頭に入っていたので、抜くことはあまりなかったけど、
抜くこと以外にも眉毛メイク用のコスメとか、クレンジングとか、眉毛をべたべたさわる行為が眉毛の薄毛化に影響があったと思うのです。
宇津木式スキンケア事典
これは髪の毛のお話ですが、宇津木龍一先生の宇津木式スキンケア事典にはこんなようなことが書かれています。(p166参照)
シャンプーやトリートメントをやめると、髪も太く、丈夫になる。
- シャンプーやトリートメントの界面活性剤の影響で頭皮は乾燥し、頭皮自体が薄くなる。
↓
その結果コシのないうぶ毛のような頼りない毛しか生えなくなり、薄毛が進行する。
- シャンプーの強い洗浄力は皮脂を根こそぎとる。
↓
奪われた皮脂を補おうと、皮脂腺が発達する。
↓
大量の皮脂をつくるために、毛根にいくべき栄養の多くが皮脂に横取りされ、毛根は栄養不足になる。
↓
そのような毛根では丈夫で太く長い毛など育つのは不可能。結果、薄毛になる。
眉毛だって同じですよね。
お肌にダメージを与えないように工夫されている化粧品だって、お肌に全く無害かというと、そうではありません。無刺激な訳ではなく、低刺激。多少なりとも、刺激にはなるんです。
美肌を保つための原則は
「保湿すること、紫外線を浴びすぎないこと、刺激を与えないこと」です。
眉毛に何かを一日中塗っておくことは絶対刺激を与えていますし、
一生懸命眉毛のメイクをしようとして、結果として肌を擦っているわけですし、
メイクを落とすためのクレンジングはお肌を乾燥させますよね。
この行為で眉毛と皮膚を痛めつけてしまったのではないかな。
結果、私の眉毛と眉毛部分の皮膚も、カラカラで栄養不足な畑になってしまって、薄毛化したのでしょうね。
眉毛育て実験
では、この眉毛をどうしようか。
育てましょう!
眉毛メイクをしなくても良いくらい、ふさふさに。
こうして眉毛メイク大好き人間は、自眉派に変身し、眉毛育てを始めたのです。
眉毛を育てるために必要なこと
さて、何をすればよいか。
刺激を避けたほうが良いのだからもちろん、
- とにかく放置。
- 眉毛メイクとはさようなら。
- 塗っていいのは、保湿のワセリンと日焼け止めだけ。
- 薄眉を世間に晒しながらの生活開始。
最初はこんな顔で外に出て良いものか、少し考えたこともありましたが、丁度外出自粛期間だったのもあり、決行。
恥ずかしい気持ちもだんだんなくなり、そのうち慣れました。
人間は自分本意な生き物。
周りの人は私の眉毛のことなんて気にしていないものです。
まあ、気にする人がいたとしても、
「(あ…この人眉毛が…)」
って心の中で思われて終わりです。
ちなみに、この期間に直接指摘されることはまったくなかったですね。
2ヶ月ほど経過、コスメは処分
そして2ヶ月くらいで恥ずかしくないくらいの眉毛にはなりました。
濃さや形は理想の眉毛にはまだまだですが。
眉尻はまだ薄いですが。
こんなかんじ。
眉撮影をしようと思ってとった写真ではないので、比較は少しわかりづらいですね…
でも、2ヶ月経過したら、結構堂々と外出できるようになりました。
このあたりで、緊急用に一応とっておいた眉毛用コスメは全部処分しましたね。
もういらないんじゃないかなーって。
1年経過した今現在まで、コスメを処分したことに、後悔はありません。
そしてその後も生やし続けます。
手強い眉尻
この辺でふと思うのです。
眉尻……あんまり生えないな…。
眉頭は結構生えてきて、人間の顔としては問題ないと思うんだけど、遠目からみても眉毛あるし問題ないと思うんだけど、横顔が…。
(今思えば横顔写真取っておくべきだったんだけど、現実をみるとこの実験を進めるのがつらくなりそうだから、当時撮影して残す勇気はありませんでした。)
子供の眉毛はどうなっている?
息子たちの生まれてから何も手をつけていない眉毛をみてみると、彼らも眉尻は薄めなんですよね。
人間の眉毛ってみんなそういうものなのかな?
眉尻の毛は生えにくいっぽい。
ちなみに、人間の眉毛は1ヶ月で5ミリ弱しか伸びないらしい。
長い道のりみたいです。
それにダメージを与えなくなってから半年。
眉毛と眉毛皮膚を回復するためにはまだまだかかるかもしれない。
もっとはやく上手くいくかと思ってたけど。
でも頑張る。
私はやると決めたんだ。
1年経過
そして約1年経過した最近の眉毛がこちら。
だいぶ生えたなって思うんだけどな。ただの自己満足かな?笑
やっぱり眉尻はちょっと薄目だけどね。
でも結構満足してるんです。
もしかしてあと1年くらいしたら、眉尻もうちょっと生え揃ってくれるのでないかなぁ?
メイクをやめて眉毛はどうなった?結果
メイク眉と自前眉毛を見比べてみましょうか。
どーーーーん。
濃さはメイクに勝てませんが、今の毛っぽい眉毛のほうが自然で好きです。
みなさんはどちらがお好みでしょうか?
わたしは今現在、朝起きてもお風呂入ってもいつでも一緒にいてくれるこの眉毛が大好きになりま
したし、
これからも眉毛はメイクせず自前眉毛で生きていきたいと思っています。
なんていったって、すぐに外にもいけて楽ですしね。フットワークが軽くなりました。
これを読んで、眉毛メイクから自由になろうと思った人がいたら嬉しいですね。
「メイクは女性のたしなみ」からもっと自由になれますように。
女性がもっと楽になる、新しいたしなみが生まれますように。
Special Thanks
ここまで読んでくださった優しいあなたに。